ACCA国際会計士に興味はあるけど
自分に適しているか分からない。。
\ そうお悩み方へ !/
私が、実際にACCA会計士へキャリアチェンジした経験から、
どんな方にお勧めか解説します!
海外で働きたい人
世界で通用するACCA会計士資格をもっていると、海外就職のチャンスが広がります。
多くの国が採用している、世界共通の会計基準(IFRS)を学ぶので、イギリスだけでなく様々な国で使えるスキルとなります。
既に海外にいる、これから海外で就職したい、パートナーの駐在の帯同で海外に移住予定、国際結婚で移住する予定がある。そんなあなたにお勧めです。
日本だと、企業の経理担当で会計士は珍しいかもしれません。
ですが、イギリスの場合ですと経理担当者は、会計士または、科目合格者である事が殆どです。
例えば、アシスタントマネージャーレベルであれば、ACCAなどを何科目かパスしている科目合格者(Part‐Qualified)か、マネージャー以上だとACCA等の会計士(Qualifiked Accountant)である事が求められる事が多いです。
逆に言うと、イギリスで経理のポジションに応募する場合は、ACCA等の勉強を進めている状態が好ましいと言えます。
会計・経理分野へキャリアチェンジ、またはキャリアアップしたい人
私は、日本で最初に就職した時は、アパレルの営業をしていました。
イギリスで最初の仕事は、営業事務でした。その会社で、未経験ながら経理アシスタントのポジションをオファー頂いた事が、ACCA会計士の勉強を開始するきっかけでした。
会計・財務のバックグラウンドが全くなかった私にとっては、ACCAの勉強は、会計、監査、税務、法律、経営等を幅広く学ぶ事ができ、非常に実践的で、今日勉強したことが明日職場で役立つという体験をしました。
つまり、未経験でもACCA会計士へキャリアチェンジは可能です。
そして、なるべく勉強を始めた早い段階で経理、会計のアシスタント職に転職や、社内異動すると、勉強が実践的で面白く感じられるかと思います。
ACCAの取得は、早くても働きながらだと3年程かかりますので、勉強を進める間に、更にキャリアアップでき、ACCA会計士となる頃には、経験も充分についていると思います!
IFRS(国際会計基準)を勉強したい方
ACCAは、IFRSを勉強するので、グローバル企業で必須のIFRSを体系的に学ぶ事ができます。
IFRS(International Financial Reporting Standards)とは、国際財務報告基準のことです。会計基準が世界で1つなら、国が違っても取引相手の経営実態を正確に把握することができます。現在、EUの上場企業では、IFRSの適用が義務となっています。日本では、上場企業や金融機関など一グローバル企業においてIFRSの導入が進んでいます。
世界中でこの基準の導入が進んでおり、国により、IFRSを適用義務とするか、自国の基準をIFRSへ近づけるコンバージェンスが進んでおります。
米国公認会計士だと、米国基準を中心に、日本の公認会計士だと日本基準を中心に試験を受けます。
ACCAでは、IFRSを勉強し、試験でもIFRS基準に沿って、会計処理を回答する、連結財務諸表を作成するといった問題を解きますので、ACCAの勉強を進める事でより実践的なスキルが身に付きます。
自分のペースで勉強したい人
ACCAは全部で13科目あります。
13科目と聞くと、かなり科目数が多いと思われるかもしれませんが、実際はその分、一科目あたりの分量が少なくなっています。
また、科目合格の有効期限が長いのもメリットです。
最初の9科目は無期限に保有でき、上位科目4科目は7年間有効です。資格取得までにかかる時間は、働きながら取得する場合は、3~5年程度と言われていますが、もちろんそれより長くかかっても問題はありません。
私の同僚では、働きながら10年かけて取得した人もいます。また、科目合格状態で、出産、子育てで一度お休みしてから、勉強を再開した人もいます。
勉強中の期間は1科目でも合格していれば、科目合格者(Part Qualified)として履歴書に記載する事もできますし、企業でその様な人を求めている場合も多数ありますので、全て合格しないと勉強は無駄になるという事は一切ありません。
海外を転々とする可能性のある人
ACCAでは様々な国で採用されているIFRS(国際会計基準)を勉強する為、知識やスキルがそのまま活かせる事が多いです。
その為、ACCAは世界中で認知度が高くなっており、ACCAを取得していれば、会計に関する充分な知識とスキルがある事の証明になるでしょう。
また、税務(TX, ATX)、法務(LW)の試験は、英国以外の国対応の試験(Variant)を受ける事も可能です。ACCAが国際会計士と呼ばれる由縁は、この国際的な対応だと思います。下記のリンクで現在の対応国を確認する事ができます。
それに加え、ACCAでは、下記の国の会計士と相互採用協定を結んでおり、追加試験を受けずに資格を取得する事が可能です。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- マレーシア
- 香港
- スリランカ
- UAE
- ブルガリア
注:協定国は変更ありますので、最新の情報は下記をご確認下さい。
https://www.accaglobal.com/gb/en/member/membership/mutual-memberships.html
仕事で使える英語を習得したい方
これは、英語の勉強をある程度してきた方であれば、お分かり頂けるかと思いますが、英語の為の英語の勉強はいつか限界がきます。
私の場合は、語学留学を1年した時点で、ある程度英語が通じたし、英語の勉強をするモチベーションが続かなくなりました。
そんな時に、ACCAの勉強は、本当に英語力の底上げに貢献してくれました。ACCAのボリュームあるテキストは英語多読となり、授業では、必死に聞き逃すまいとした結果、リスニング力が向上、試験の記述式問題は過去問を何だいも解き、ライティング力が身に付きました。
何よりも、会計士になれて、ビジネス英語のスキルも付いてくるなんて、お得ではないですか?
ACCAの試験は13科目と科目数も多い為、継続的な勉強で英語力は本当に定着します。
会計・商学を大学や院などで勉強した人
ACCAには、バックグラウンドにより科目免除制度というものがあります。
英国の大学で、会計を学んでいると最大9科目科目免除になる様です。
ACCAのExemption Calculatorというページからチェックできます。
https://www.accaglobal.com/gb/en/help/exemptions-calculator.html
日本の大学の場合はどうでしょうか。例えば、「日本大学、2018年卒業で、商学部」として入力してみると、4科目が免除として出てきました。
気になる方は、調べてみてください!
まとめ
ACCA会計士資格がお勧めな人をご紹介しましたが、如何でしたでしょうか?
少しでも、ACCAの魅力が伝われば幸いです!
ご質問がございましたがお気軽に、Contactからお問い合わせください。